その他いろいろ

せっかくスキャナーをセットしたのですから、今までにいただいたものや古い写真もまとめることにしました。
テーマはないのですが、めずらしいもの、なつかしいものなどをあつめました。

 

この「安全のしおり」はスカンジナビア航空DHC8−
400(ボンバルディアQ400)のものです。
これはカナダのボンバルディア・エアロスペース社製
です。このタイプの飛行機は日本では伊丹高知線、
北海道内、伊豆諸島などに就航しています。
(左の写真はJALのボンバルディアQ400です。)

主翼が機体上部にあるため景色がよく見えます。
座席数は74席、ちなみにQ400より少し小さい
Q300は56席、YS11型機は64席です。
最大航続距離は2,000kmですから近距離機と
いうより中距離機になるのではないでしょうか。
(YS11は1,200km)

右の写真は東亜国内航空のYS11型機です。
東亜航空と国内航空が合併し、東亜国内航空に、
その後日本エアシステムと名前が変り、今は
日本航空になりました。

YS11は日本唯一の国産旅客機。短い滑走路でも
発着できる小型旅客機として1962年に初飛行。
しかし全日空系のエアニッポンネットワークのYS11は
H15年8月で全機退役しました。
また日本エアコミューターのYS11は2006年9月30日で退役します。
これにより日本では旅客機としYS11を見ることは
なくなります。

日本初の国産旅客機として有名でしたが、
乗り心地はいいものではありませんでした。
プロペラがついていますが、これは一度空気を
圧縮してからプロペラをまわすタイプなので音が
とてもうるさく後部座席では隣の人と話すのも
大変です。
また高度も低く飛ぶため、山の上空を通るときは
よくゆれます。ですから最初にこれに乗って
飛行機はこわいからいやだという人が結構います。
とはいうもののとてもなつかしい飛行機です。

   
   

コンコルドは英、仏共同開発され、1976年1月から
定期運航されました。離着陸時に下方視界確保のために機首が折れ曲がる、などが特徴的な飛行機ですが
離陸時の騒音はジェット戦闘機なみですし、音速の壁を
とおるときのソニックブームの影響などがあり
あまり普及しませんでした。

左上の写真は香港にコンコルドがきたときのものですが
そのときはクィーンエリザベスも香港にきます。
忙しい人たちはここでコンコルドとクィーンエリザベスを
乗り換えたようです。

左の写真は当時20年以上前の香港ですが、
現在に比べるとビルの数がずいぶん少ないと思います。
このホームページ、旅行の「香港」と比べると
よくわかると思います。   現在の香港>>

左はロンドンのギネス(ビール)の宣伝用の絵はがき。右はイギリス政府の民間航空政策によって設立された
インペリアル航空の絵はがきです。複葉機など古い飛行機です。

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