B777の機内にて


「客室乗務員はドアをオートマティックにしてください。」   そろそろ出発のようです。

今回のB777は羽田から大阪伊丹行きです。
初期のジェット機は通路が機内真中に一本で
ナロウボディ機といわれています。
ボーイング社の 飛行機では747(ジャンボ)からは
機内の通路が 二本に なり
ワイドボディ機といわれています。

B777−200はもちろんワイドボディ機で
通路は2本です。座席数は 最大で約380席です。 B777−300はもっと大きく
国内線の座席数は525席あります。
ちなみにB747(ジャンボ)の
最大のものでは535席になります。

通路は2本あるので機内サービスも2本の通路で
同時に始めるため、多数の乗客にも対応
できるようになっています。

機内サービス


20年ほど前までは機内サービスで食事時には国内線
でも 軽食がサービスされていましたが、最近は飲み物
だけになっています。
暖かいものはコーヒー、スープ、頼めば紅茶、緑茶。
冷たいものはアップルジュース、ウーロン茶、
JALでは スカイタイムとよんでいるソフトドリンクなどが
用意 されています。

たまたまこの日はクリスマスの前だったので
飲物の紙コップが クリスマス用の赤と緑の
2種類ありました。

 

窓からの景色

飛行機の予約をするときは座席を右側にするか左側にするか考えます。
大阪行きの場合は 富士山は右側に見えるのでもちろん右側。
四国、中国、九州地方に行くときは富士山の裏側を通り名古屋をぬけて、瀬戸内海は本州側を
通るので左側を選びます。


でも思い通りの座席がとれてもお天気が悪ければ
もちろん富士山は見えないので
きれいに見えた日はほんとにラッキー!
この日はほんとにきれいに見えました。

もう雪をかぶっています。
やはり富士山には雪が似合います。

四国、中国、九州地方に行くときに見える
瀬戸内海もきれいです。
よく聞くせりふですが、「わあ、地図と同じ!」
淡路島、小豆島・・・ほんとに同じです。

熊本に行くときは阿蘇が見えます。
煙がでているのが中岳だ、外輪山もきれいに
見えるぞ、とほんとにうれしくなります。

ときどき思い通りの座席がとれなくて景色が見られず、それなのに窓側の人がずっと寝ていると
とてもくやしくなります。

ドア

初期のジェット機から新しくなるにつれて安全に対しての対策もいろいろ変わってきました。
B747(ジャンボ)からはドアに非常脱出用のスライド(滑り台)が組み込まれ、緊急時には
ドアが開くと自動的にスライドがふくらむようになりました。


B777は 左右に4本ずつあります。
海上に不時着水したときは、
切り離されてボートに なります。

けれどもスライドは普段は自動的に
ふくらまないように なっています。


離陸前に乗客が全員乗ってドアをしめると
聞こえるのが最初の放送

「客室乗務員はドアをオートマティックにしてください。」

それによって各ドアは緊急時には
スライドが 自動的にふくらむようになります。

着陸した後、エンジンをとめると今度は「マニュアル」にすることにより普通に
ドアをあけることが できます。
間違いを防ぐため、かならずお互いにチェックしあっているのがわかります。




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