晩秋から年明けへ


例年ですと12月になると
あちらこちらでつわぶきが咲き始めます。H16年はとても暖かくて
つわぶきも11月から咲いていました。
皇居東御苑にはつわぶきが
群生しています。

 

 

つわぶき

皇居東御苑




東御苑には実のなる木も多く、
この時期は紫式部、梅擬きなど
が見られます。
紫式部に似た木に
コムラサキがありますが、こちらは
葉が対生し、実もそこに
なっています。

 

 

ムラサキシキブ

皇居東御苑



ウメモドキは5〜6月頃
小さい白か薄い紫の花を
つけます。

 

 

 

 

梅擬き(ウメモドキ)

皇居東御苑

東御苑の二の丸庭園には
自然のままの林があり
その中には野の花も咲いています。

 

 

 

 

ノコンギク

皇居東御苑

やぶつばきも咲き始めます。
椿は種類がとても多く
咲く時期もさまざまですが
藪椿は長く楽しめます。

 

 

 

 

ヤブツバキ

鎌倉

年が明けるとシナマンサクが
咲いています。
普通のマンサクに較べると
花が大きく少し派手な気がします。

 

 

 

 

シナマンサク

小石川植物園



H16年冬は暖かく
水仙もずいぶん早く咲きましたが
年末の雪で倒れたものも
多かったようです。

 

 

 

 

水仙

赤塚植物公園(東京)



ロウバイも年が明けると
早くに咲き出す花です。
花びらが蝋のように見えることから
このような名前がついたようです。
花はとてもいい匂いがします。
蝋梅は花の中が薄紫ですが
ソシンロウバイは花の中まで
黄色です。

 


ソシンロウバイ(素心蝋梅)

鎌倉



この梅はH16年2月のものです。
梅干で有名な和歌山県南部の
梅林です。
一面の梅で見事ですが、梅干用の
ため、白の一重の花ばかりです。

 

 

 

白梅

和歌山県南部市


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