天草というと隠れキリシタンの島で有名ですが、今でもカトリックの信者は多いそうです。
この大江天主堂はフランスの宣教師ガルニエ神父によって建てられたロマネスク様式の
教会です。 とても美しい教会ですが海にかこまれた島の高台に建てられているので
潮風にさらされ、 傷みがはげしいようです。そして信者が多いとはいえ、
高齢化が進み財政難から維持、改修は 難しいと聞きました。



天草で大きな島は上島、下島ですがそれ以外にも小さな島がたくさんあります。
上島の千厳山の展望台から見ると「天草松島」といわれる小さな島がたくさん見えます。
またここにくるまでに通ってきた「天草五橋」もいくつか見えています。 

   

この千巌山の展望台からは遠くに島原、普賢岳が見えます。天草下島の鬼池港から
島原口之津港まではフェリーで30分です。他にも 熊本港、八代水俣行きの
フェリーがあります。 ですからこの辺での移動は船を考慮にいれた方がいいようです。
白い花は仙人草です。この時期はあちらこちらで咲いていました。



ここは十三仏公園です。天草下島の長崎側です。とおくに見えているのは
長崎市です。この近くからは長崎市の近くの茂木港までフェリーがあります。
高速船だと35分、普通のフェリーだと1時間10分です。


十三仏公園にはヘクソカズラが咲いていました。こんなにかわいい花なのに
ほんとにかわいそうな名前です。でもやはり草取りのときにぬいたりすると
相当な匂いのようです。早乙女花(サオトメバナ)という名前を普及させようと
いう動きもあったようですが、私も聞いたことがありませんし、広まらなかったようです。


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