マグダネルダグラスの飛行機

ダグラス社はDC3,DC4というロングセラーの旅客機を製造していました。
これらはプロペラ機でしたが、安定した性能で高い人気を誇っていました。
ジェット時代にはDC8を開発しボーイングのB707とシェアをあらそっていました。
その後小型機のDC9、大型機のDC10などを開発、製造しましたが、
経営難からマグダネル社に合併され、マグダネルダグラス(MD)社となりました。
ですからDC9の後継機はMD80シリーズへ、
DC10の後継機はMD11とよばれるようになりました。
しかし1974年にパリ郊外でおこったトルコ航空によるDC10の事故が影響し
後継機として開発されたMD11も売上が伸びず、ボーイング社に合併されました。
しかし今でもMDのつく飛行機が飛んでいるのでここに一ページを作りました。

MD81   MD90
MD87
ダグラスDC9はT型の垂直尾翼が特徴です。これはボーイングB727も同じですが
エンジンが機体後部にあるためです。DC9は社名変更とともにエンジン、運航系統を発展させ
MD80シリーズになりました。MD90は80シリーズの最新モデルです。
MD80シリーズは通路が一本で座席は3列2列の計5列の小型機です。

Varig(ブラジル)航空MD11   Finair MD11
JAL MD11   MD11 主翼にかかれたコウノトリ

ダグラスDC10の後継機として開発されたMD11は長距離性能を生かし
JALでは 国際線に使われています。
JALのMD11にはJ−Birdの愛称がつけられ一機ずつに鳥の名前がつけられています。
特にウィングレットといわれる主翼の先のおれまがった部分の鳥の絵はおもしろいものです。
しかしこのMD11もJALにはあと3機しか残っておらずそれも順次引退のようです。

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